診療について

患者様からお問合せの多いご質問をまとめました

体に優しく、ウイルス(SARS、インフルエンザ、ノロなど)に効果がある「次亜塩素酸水」を、17台の器械で噴霧しています。空気の消毒はもちろんですが、次亜塩素酸水が落下した面も消毒できます。院内の空間はほぼすべて消毒するようにしています。また、次亜塩素酸水でソファーや手すり、スリッパなどを拭くようにしています。

ご心配の通り、以前は混んでいましたので、隣の方と接するようなこともありました。しかし、今は比較的すいており、一人分以上開けて座ることが出来ます。それでもご心配な方には、ご自分の車で待っていただき、順番が来ましたら、携帯でお呼びすることも可能です。

眼科の手術は局所麻酔ですので、体への負担は少ないと考えられます。眼科の手術で抵抗力が減り、ウイルスにかかりやすくなるということは心配されなくてもよろしいかと思います。また、手術室はヘパフイルターでクリーンな空気を保っていますし、手術室にも次亜塩素酸水を噴霧しています。手術室で感染する可能性は極めて低いと考えられます。

従来はお薬だけでも面談が必要でしたが、厚労省からの通知で、電話で病状に変わりないことを確認し、処方箋を用意しておくことも可能となりました。また、遠方の患者様には、近くの薬局に処方箋をファックスで送ることも可能になりました。ご相談ください。

毎回、患者様が触れるところは、アルコールか次亜塩素酸水で消毒していますので、ご安心ください。また、職員は患者様ごとに手指の消毒をしています。

毎朝、自宅で検温を義務付けています。37.5度以上の発熱や、咳などの風邪症状があれば、自宅待機を命じています。

新田眼科では、温度は変化させずに新鮮な空気を取り込む「ロスナイ換気」を持続的に行っています。窓は開けておりませんが、安心してください。

確かに白内障手術は緊急性が少ないため、不安が強い場合は延期することも問題ないと思います。ただ、情報の80%は目から入りますので、見えないことで周囲からの情報が入りにくくなり、運転が危なくなったり、転びやすくなることがあるかと思います。見えなくてどのくらい困っているかは、患者様本人しか分かりません。日常生活に支障が出てきた場合は、手術を検討されてはいかがでしょうか?患者様の不安を少しでも取り除くために、新田眼科ではしっかりとコロナ対策を行っております。

初めて受診される方は、電話予約なしでご来院いただけます。
ただ、ご予約の方を優先にご案内しておりますので、混み合っている場合にはお待ちいただく場合がございます。何卒ご了承ください。
また、涙の病気、斜視、弱視の場合は、お電話で予約をお願いしております。

初めて受診される方は、まず基本的な眼科の検査を受けていただきます。
普段お使いになっているメガネがあればお持ちください。他の病気で薬を服用しておられる場合は、その薬もお持ちください。他院からの紹介状をお持ちの方は持参してください。診察の手順などについて簡単にまとめておりますので、初診の方へのページをご覧ください。

【初診の方】
事前予約可能です。
事前予約なしでも受診できますので、直接お越しいただいても大丈夫です。ただ、ご予約の方を優先にご案内しておりますので、混み合っている場合にはお待ちいただく場合がございます。何卒ご了承ください。

【再診の方】
電話での予約をお願いいたします。
診療の際、次回の診察予約をしていただくことも可能です。

【土曜日の診療】
予約制ではなく、来院順となっております。
お間違えのないようお願い致します。

十分な台数の駐車場がございます。運転にはお気を付けてご来院ください。

申し訳ありません、クレジットカードのお取り扱いはしておりません。

可能です。院内は段差はありません。
手が足りない場合は、受付にお声がけください。職員がお手伝いいたします。

当院はすべて院外処方になっています。向かいの松本ファーマシーでほとんどの処方薬は対応可能です。行きつけの薬局に行かれても問題ありません。

診療担当医スケジュールは右記よりご確認いただけます。⇒ 診療担当医スケジュールはこちら

現在、コンタクトレンズの取り扱いを中止いたしました。

ほとんどの手術は日帰りでおこなっています。
過去に大きな心筋梗塞や脳梗塞をされている方や、透析や認知症など全身状態に心配がある方には、入院治療のできる病院での手術をお勧めさせていただく場合もあります。

保険診療の場合は手術代、検査、薬代を入れて3割負担で片目約45,000円です。70才以上の方は18,000円です。
自由診療で多焦点レンズを入れる場合はレンズ代、手術代、検査、薬代を全て含めて片目60.5万円(税込)~66万円(税込)になります。

特にありません。手術前にかかりつけ医に健康状態を問い合わせをして問題がなければ手術可能です。

手術当日や手術直後は、距離感がうまく取れない場合もあるので運転はお勧めできません。
手術後に状態が落ち着いてから運転することをお勧めしております。

単焦点レンズはピントの合ったところはくっきりと見えます。光のロスも少ないので、夜間の光のにじみも少なく、多少暗くても眼鏡をかければ近方もよく見えます。眼鏡は必ず必要になります。
多焦点レンズは光をプリズムで分散して使うため、見え方が少し甘くなりますし、夜間の光もにじんで大きく見えます。またどの多焦点レンズを選んでも30代の眼に戻すことはできません。眼鏡をなるべくかけないで生活がしたいという方(特に女性)には好評です。

現時点でどの多焦点レンズを入れましても、決して30代の眼に戻すことはできません。統計では生活の約80%で眼鏡が不要になっています。自由診療の時に、新田眼科でお勧めしているファインビジョン3重焦点レンズを入れた方にお聞きしますと、ほとんど眼鏡をかけないで生活しているようです。多焦点レンズの発展を見てきますと、今後はもっと素晴らしい設計の多焦点レンズができると思います。その時は「30代の眼にもどりますよ」と説明できるかもしれません。

緑内障と白内障は、全く別の病気になります。
白内障は眼球内の水晶体(カメラのレンズ)が濁る病気です。濁った水晶体は手術で人工の水晶体に交換でき、また見えるようになります。
緑内障は視神経が無くなる病気です。現在の医療では視神経を再生することはできません。早期発見、早期治療が必要なのは回復不能な病気だからです。

緑内障は放置すれば失明することがありますが、きちんと診察を受けて点眼、さらに必要に応じて手術をすれば、ほとんどの場合は失明することはありません。
早期に発見された場合はほぼ失明はありません。失明された方は初診時に既に末期まで進行していることが多いです。緑内障は左右同時に進行しません。軽いほうの眼で見えてしまうため発見が遅れてしまいます。
また、脳が視野欠損部を周囲の背景で埋めてしまうため、緑内障患者さんの約90%に自覚症状が無いと言われています。

40歳以上の20人に1人が緑内障ですから、40歳を過ぎたら眼圧と眼底検査を受けることをお勧めします。
ただし、親族(親兄弟、叔父、叔母など)に緑内障の方がいらした場合は、もっと早く30歳になる前に一度検査をお勧めしています。
決して遺伝する病気ではありませんが、顔や体つきが似るように眼の素因が似てしまうためか、危険率が3~4倍に上がるとい報告もあります。

初めて受診される方は、お電話予約なしでご来院していだければ、受診できます。
ただし、予約でおこなっている視野検査が込み合っている場合、初診で視野検査までおこなえない場合もあることをご理解ください。

可能です。ただし、緑内障手術は術後管理が重要です。特に最初の1週間に細かく診察し眼圧の調整を行います。
遠方で通院が困難な方は提携病院に入院のうえ、院長が出張して手術をおこなうことも可能です。

涙管チューブ挿入術

局所麻酔でほとんどは10~15分で終わります。

チューブを鼻腔の奥に入れる瞬間だけ少し痛みます。

チューブの入った方の約90%は治っています。
チューブが入らないくらい固い閉塞やすでに非道涙嚢炎を生じている場合は、次の涙嚢鼻腔吻合術が必要になります。

局所麻酔で行いますので、日帰り手術が可能です。

術後は眼帯になりますので、付き添いの方はがいたほうが帰りが安全です。

涙嚢鼻腔吻合術

鼻の骨を削って鼻粘膜と涙嚢粘膜を吻合しますので、簡単とは言えないと思います。簡単ならもっと多くの施設で手術を行っているのではないでしょうか。

全身麻酔で行うため手術中の痛みはありません。麻酔が覚めた後の夜に1回痛み止めを使われる方が多いようです。

全身麻酔で行うことと、術後に鼻出血が生じるために伊勢崎佐波医師会病院に入院して頂きます。5~6日の入院です。付き添いは特に必要ありません。

98%は1回の手術で治ります。
再閉塞した場合は骨はないので 外来で半導体レーザーを用いて開放し、チューブを挿入することで治せます。

現在は鼻腔から内視鏡を入れて手術(鼻内法)を行っておりますので、顔に傷は残りません。
しかし、鼻中隔湾曲症などで鼻腔が極端に狭い方や、鼻炎が強く粘膜が腫れて鼻腔が狭い方などは皮膚切開を行っています(鼻外法)。約2㎝の傷になります。眼鏡の鼻あてあたりを切りますので、眼鏡をされている方はほとんど目立ちません。丁寧に縫合しますので、それほど気にならないという方がほとんどです。

先天性鼻涙管閉塞

生まれて間もなくしてから涙目と目やにが出てきます。
抗生剤の点眼をしますと一時的には目やにが減るのですが、点眼をやめますとまたすぐに出てきます。普通の結膜炎はそんなに長く目やにが続きませんので、長引く場合はこの病気を疑ってみてください。

鼻涙管は生まれる前から鼻の方に伸びていきます。
通常は下鼻道に開放して生まれるのですが、鼻涙管の成長が遅く鼻に開放しないまま生まれてくる先天異常です。新生児の約10~15%に生じます。珍しい病気ではありません。

鼻涙管は生まれた後もまだ成長しますので、生後3ヵ月で60%、1歳まで待てば90~95%は自然治癒すると報告されています。

ブジーという金属の細い棒を馬頭の涙点から挿入して鼻涙管の末端の閉塞を開放します。
ほとんどは1回で治ります。先天異常ですから、固く長い閉塞の場合は2回以上行うことも稀にはあります。開ける瞬間は少しは痛いと思いますが、予防接種の注射と同じと考えて下さい。

これは医師と保護者の考えによって異なりますので、一概に生後何か月が良いとは言えません。

私の考えを述べさせていただきます。生後6ヵ月までは自然治癒が期待できますから待った方が得かと思います。1歳を過ぎますと、動きの大きな子は固定が困難になる事があります。そうなりますと、全身麻酔が必要になります。

ただし、欧米では1歳過ぎまで待って、治らない時は全身麻酔で開けるのが一般的なようです。
自然治癒を待とうという保護者もいますし、こんなぐちゃぐちゃな目を早く治したいと希望する保護者もいます。私は6ヵ月を過ぎたら、保護者と話し合って治療を進めています。

レンズに度数は⼊っていませんが、⾓膜の最終的に矯正される曲率とレンズの内⾯側のカーブがほぼ同じである為、眼を開けたら⾒えます。したがいまして、夜中(装⽤中)に起きても⾒えます。

適切な近視矯正効果を得るためには、個⼈差がありますが毎⽇6時間程度の装⽤が必要です。

オルソケラトロジーの効果が最も良いレンズの安定位置は⾓膜の中央に安定することです。レンズがずれてしまうとオルソケラトロジーの効果が表れません。そのため、伏せて寝る⽅は注意が必要であり、横向きは注意が必要になります。

効果については個⼈差がありますが、治療開始直後(数⽇間)は⻑い時間の効果は得られません。最初は⼣⽅には視⼒が少し落ちる事もあります。

すべての⽅にお使いいただけるわけではありません。使⽤を始める前に、眼科専⾨医が眼の健康状態、近視の度合い、⾓膜の形状などを検査し、使⽤の可否を判断します。オルソケラトロジーガイドラインでは-4.00Dまでの近視あるいは近視性乱視に適応できることが確かめられています。

まず、オルソケラトロジーレンズの装⽤に適しているか、適正検査を受ける必要があります。検査の結果、適していると判断されたら、装⽤開始翌⽇、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、以降は3ヶ月間隔で定期検査を受ける必要があります。効果的な治療はもとより、安全で快適にオルソケラトロジーレンズを装⽤するためにも定期検査は必ず受けるようにしてください。

コンタクトで一時的に角膜の形を変えていますので、コンタクトをやめますと角膜は元の形に戻り、近視の状態になります。しかし、レーシックのように角膜を削ってしまう治療に比べますと、元の形の戻せるという事は良いことかもしれません。

ご心配の通り、今までは感染症による視力低下も報告されてきました。しかし、2019年からコンタクトレンズの消毒にポピドンヨードを使用できるようになりました。ポピドンヨードは白内障などの手術の時に用いる消毒液で、強力な殺菌作用があります。この消毒法が使用できるようになったので、新田眼科ではオルソケラトロジーを採用しました。より安心のため、お子様が小さいうちはぜひご両親が消毒をしてあげて下さい。