色覚検査が再開されます。

お知らせの書いたことと同じですが、ブログにも載せます。

10年以上前に学校健診から色覚検査が義務検査から外されました。
他県では続けていたところも多かったのですが、群馬県ではほとんど検査が無くなりました。
約50%の生徒と家族は色の見え方が違うことに気づいていないという報告があります。
ほとんどの進学、就職には問題はないのですが、微妙な色の違いを求められる場合に、
就職後にトラブルが生じたという報告が出るようになりました。

2年目に文部科学省から、「生徒が不利益を受けないように」という通達が出ました。
その頃から急に再開の動きが加速してきました。
今年は小学1年、中学1年、高校1年(希望者は2年3年も)に実施されるようです。
あくまでも任意の検査ですので、保護者と本人の同意のもとに行うのが原則です。
以前の学校での検査にはプライバシーに配慮が欠けていたことがありました。
その点は反省し、今回は十分な配慮がなされるようです。

男子の5%、女子の0.02%に色の見え方が違う生徒がいます。
自分の体のことを知っておくことは悪いことではないと思います。
早く気づき、色の違いを学習していくことで日常生活は問題なく送れるようです。

学校も眼科医も10年以上のブランクがありますので、最初は混乱する点もあるかと心配していますが、
再開されることは前向きに受け入れようと思っています